知能機械創製部門における教員の教育貢献に関する評価方法
平成14年11月25日
平成26年3月19日改訂
知能機械創製部門の学習・教育目標にそって,知能機械創製部門に所属する教員が担当する学生に学習・教育目標を十分に達成させ,さらにより高い水準の知識と独創性を身に付けさせることが,教員に課せられた一つの使命である.このような認識にたって,教員が自ら教育方法の工夫,改善,研究等を継続的に行っていく必要がある.このような教員の継続的な教育改善への取り組みをより促進するために,下記の規程に従い教育貢献評価を行い優秀な内容と認定された場合にこれを表彰するものとする.
審査方法および基準
- 審査は知能機械創製部門に属している教員あるいは教員グループが,各年度の3月31日までに,別紙様式の申請書(自薦・他薦を問わない)を部門長に提出することによって行う.
- 申請は毎年度1教員,あるいは1教員グループあたり一件までとする.
- 審査は被審査教員を除く主任会議によって行う.
- 審査は以下の各項目を総合して,その優秀さを評価する.
i.教材や教育方法を工夫して学生の理解を大きく高めること.
ii.学生からの評価を収集分析し,改善を行い,より高い教育効果を得ること.
iii.教育方法に関する研究等を論文として公表,国際会議や国内講演会等で発表,あるいは報告書として公表した内容.
iv.学科目の授業以外で教育の向上に資する活動を行ったこと. - 上記審査基準を満たし,その内容が優秀と判断された若干名の教員あるいは教員グループに毎年度教育貢献賞を贈呈することができる.
- 教育貢献賞の内容は以下の通り.
i.賞状の発行
ii.研究費10万円を次年度に配分(研究グループの場合は等分に配分する,また,配分が不可能な非常勤講師等については副賞をもってこれにかえる.) - 7. 教育貢献賞を一度受けた教員でも,新たな貢献内容と認められた場合には再度贈呈することができる.
知能機械創製部門教育貢献賞(旧 機械システム工学科教育貢献賞)これまでの受賞者
No. | 年度 | 教員名 | 受賞内容 |
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1 | H13 | 斉藤勝男(助教授) 中西康彦(講師) |
座学から創成型教育への変換 |
2 | |||
3 | H14 | 平賀正治(非常勤講師) | Speaking First法による専門外国語の授業方法の改善 |
4 | H14 | 山田功(助教授) | 制御効果の視覚化とプログラミング言語を利用した制御工学の講義 |
5 | H15 | 天谷賢児(助教授) | 機械システム工学科教育システムの構築 |
6 | H15 | 安藤嘉則(講師) | 学生の達成度評価方法の提案 |
7 | H16 | 舩津賢人(助手) 田部井勝稲(教授) |
PC援用による「流れの可視化」の流体力学教育への応用 |
8 | |||
9 | H16 | 荘司郁夫(助教授) | 大型設備導入教育 |
H17 | 対象者なし | ||
10 | H18 | 舩津賢人(助教) | 「学習意欲の向上」と「群馬大イズムの醸成」を目的とした、卒業生から在校生への講話 |
11 | H19 | 村上岩範(助教) 荒木幹也(助教) 半谷禎彦(助教) |
集中講義による短期間での3次元CADとCAEの基礎的習得 |
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13 | |||
H20 | 対象者なし | ||
14 | H21 | 新井雅隆(教授) 及び関連教職員 |
実践教育科目の改善活動 |
15 | H21 | 相原智康(准教授) | 独自の授業アンケートを活用した授業改善と学生の学習実態調査 |
H22 | 対象者なし | ||
16 | H23 | 中澤剛(技術専門職員) 新井雅隆(教授) 斉藤勝男(教授) 金井三十男(技術専門職員) 川島俊美(技術専門職員) |
e-ラーニングと実体験を融合した安全教育システムの開発と実践 |
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18 | |||
19 | |||
20 | |||
21 | H26 | 松原雅昭(教授) 小山真司(助教) 鈴木良祐(助教) |
3Dプリンタの導入 |
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23 | |||
24 | H27 | 石間経章(教授) 茂木和弘(助教) 田中勇樹(助教) |
機械知能システム工作実習の少人数教育改善と設備充実 |
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26 | |||
H28 | 対象者なし | ||
27 | H29 | 松原雅昭(教授) 小山真司(准教授) |
JSME群馬ブロック研究交流会の発足 |
28 | |||
29 | 鈴木良祐(助教) 山田 功(教授) 舩津賢人(准教授) 小山真司(准教授) |
JSPSひらめき☆ときめきサイエンスを通した学生教育 | |
30 | |||
31 | |||
32 | |||
33 | 川島久宜(准教授) 鈴木務士(技術専門職員) |
平面研削盤と表面粗さ計を用いた新しい実習内容の創出と実践 | |
34 | |||
35 | 安藤嘉則(准教授) | 学習達成度表の改良 | |
36 | H30 | 松原雅昭(教授) 相原智康(准教授) 中沢信明(准教授) 舩津賢人(准教授) |
「桐生を探る、低速電動バスMAYUに乗る」ツアー |
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38 | |||
39 | |||
40 | R1 | 田中勇樹(助教) | 学科教育関連資料のペーパーレス化 |
41 | 鈴木良祐(助教) | 機械知能総合演習T | |
42 | R2 | 松原雅昭(教授) 鈴木孝明(教授) 中沢信明(教授) 舩津賢人(准教授) |
コロナ禍に対応したMoodleを活用した就職支援活動 |
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46 | 山本智城(技術専門職員) 岡田賢二(技術専門職員) 後藤悠(技術専門職員) 齋藤昭吾(技術専門職員) 鈴木務士(技術専門職員) 須田博(技術専門職員) 萩原司(技術専門職員) 三ツ木寛尚(技術専門職員)) |
対面式実技教育が困難な場合に有効な工作機械実技教育教材の作成とオンライン指導方法の確立 | |
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54 | 荒木幹也(教授) | 一日体験機械教室 「機械の学校」のオンライン化 | |
55 | R3 | 岩崎篤(准教授) | ハイブリッド実験システム確率とハイブリッド式家庭内実習実施手法の実践 |
56 | 西田進一(助教) | CAD/CAM/CAE集中講義によるデジタルものづくり教育 | |
57 | 松原雅昭(教授) 鈴木良祐(准教授) 舩津賢人(准教授) 西田進一(助教) |
オンラインイベント(サークル紹介およびOB講演会)を通じた1年生の意欲向上と人的交流の促進 | |
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申請書類
申請書類は以下のものをダウンロードして印刷して使用してください.(同等のものでも可)